住宅性能を重視すべき理由とは?メリットとデメリットから検証しよう
なぜ性能を重視した住宅が大切なのか、疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、高性能住宅におけるメリットとデメリットから、その理由にせまります。
メリット
高性能住宅では、ランニングコストの低減や生活面の快適さの向上、健康面などさまざまなメリットがあります。
●室内の熱や空気が漏れにくいため室内温度をキープしやすく、光熱費の節約につながる
●住宅内の温度差が抑えられるため、ヒートショックのリスクが軽減される
●外部の騒音を遮断したり、室内での子どもが騒ぐ声やペットの鳴き声が漏れにくかったりする
●屋内の湿度が一定に保たれるため結露しにくく、カビの発生が抑えられ家の耐久性が増す
●耐震性が高いと地震保険にかかる費用が安くなる
理想的な暮らしを得るためには、性能を重視した住宅を建てることが不可欠です。耐震性を上げれば、日常に安心感をプラスすることもできます。
>>断熱性能と光熱費の関係性について、詳しくはこちら
デメリット
一方で高性能住宅では、以下のようなデメリットも存在します。
●専用の資材や工事が必要になるため、建築費用が高くなる
●壁の内側や天井裏、床下に少しでもすき間がある場合、内部結露を起こす可能性がある
●空気の出入りが少ないため、シックハウス症候群のリスクが高まる
シックハウス症候群は、24時間換気システムの導入によって回避する方法があります。内部結露を防ぐには、すき間を作らないことがカギとなるため技術力のある会社に施工を依頼すると安心でしょう。
高性能住宅を建てることによって適用される補助金とは?
高性能住宅の建築にかかるコストを少しでも軽減するために、補助金の活用をしましょう。ここでは、2024年1月時点で実施中の支援事業や、2024年3月から受付を開始するキャンペーンを紹介します。