UA値とは家の断熱性能を評価する基準
![断熱材が付いた家の夏と冬のイメージ(文字なし)](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/86c5266d9ed01fc279dc57a414bc8e50.webp)
この住宅性能表示制度のなかで、「温熱環境・エネルギー消費量に関すること」として断熱性能が評価されます。断熱等性能等級は、外壁や窓といった外皮から熱を逃がさないようにする断熱対策の程度を評価し1~7の等級で表示。この評価基準のひとつとなるのがUA値です。UA値は室内と外気で熱がどれだけ出入りしやすいのかを表す指標です。つまり、UA値が小さいほど断熱性が高いということです。
省エネ住宅の3つの断熱基準
![省エネのイメージ](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/ea3804c6eb67f91e6ed6fb4560824b1f.webp)
2025年にはすべての新築住宅に「省エネ基準」への適合が義務化。2030年にはこれを上回る「ZEH水準」の適合を目指すとされています。近年ではこのZEH水準をさらに上回るHEAT20が推奨する基準に合わせて、断熱等性能等級も設定されています。このように、これから求められる省エネ住宅の条件として設定されている3つの基準をみていきましょう。
省エネ基準
「省エネ基準」は2022年に改正された建築物省エネ法によって、先述したように2025年から新築住宅への適合義務が決まりました。
省エネ基準自体も省エネ法が制定されて以降、「平成11年次世代省エネ基準」にはじまり、一次エネルギー消費量基準を含む「平成25年改正省エネ基準」、外皮性能基準を導入した「平成28年建築物省エネ法」と改定・強化されてきています。
省エネ基準自体も省エネ法が制定されて以降、「平成11年次世代省エネ基準」にはじまり、一次エネルギー消費量基準を含む「平成25年改正省エネ基準」、外皮性能基準を導入した「平成28年建築物省エネ法」と改定・強化されてきています。
ZEH水準
![ZEHの積み木と家](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/4eeeed9396123f92cf76c1c3b771babc.webp)
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HEAT20基準
ZEH水準をさらに上回る基準となるのが「HEAT20基準」です。HEAT20とは「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称。この研究会では、環境への負荷を少なく、安心安全な高品質の住宅実現のために、技術研究・開発を行っています。HEAT20の基準はG1~G3のグレードで表し、室温・省エネ・UA値を指標として「住宅シナリオ」を満たすかどうかで評価します。
地域によって基準UA値は異なる
日本列島は北海道から沖縄まで、南北に長いため寒冷地と温暖地の差が大きくなります。そのため、省エネ住宅を評価する基準値も地域ごとに異なり、沖縄は地域区分8、北海道は地域区分1~2といったように、全国8区分に分かれています。R+house伊勢崎・高崎・太田のある伊勢崎市は、群馬県内でも比較的温暖な地域です。最高気温が40℃以上の猛暑日となる夏もありますが、年間の平均気温は16℃ほどと、東京23区の平均気温と大きな差はありません。
このように、R+house伊勢崎・高崎・太田のある伊勢崎市をはじめ、一部地域を除く高崎市や太田市も東京23区に定められている地域区分と同じ「6地域」に分類されます。6地域における省エネ基準ごとのUA値は以下のとおりです。
このように、R+house伊勢崎・高崎・太田のある伊勢崎市をはじめ、一部地域を除く高崎市や太田市も東京23区に定められている地域区分と同じ「6地域」に分類されます。6地域における省エネ基準ごとのUA値は以下のとおりです。