建築相場と坪単価

1坪は約3.3㎡なので、坪単価は約58万円になります。
この価格は、建築費用のみの価格です。土地を取得する場合は、土地取得のための資金も必要です。
群馬県伊勢崎市の住宅地価格平均値は1坪約12万円、高崎市は1坪約18万円、太田市は1坪約12万円です。ただし高崎市においては、標準地(基準となる土地)の最高額と最低額で15万円ほど開きがあります。この数字はあくまで平均値ですので、一戸建ての建設を希望する地域が決まったら、ピンポイントで価格を調べることをおすすめします。
ハウスメーカーや施工会社が提示する建築相場を比較する場合、建築費用に含まれる項目をよくチェックしてください。建築費と土地の取得代のみで提示している会社もあれば、キッチンなどの標準的な内装費用も含めた価格を提示している会社もあります。
条件が異なる場合は、単純に費用だけで比較することはできません。数字だけを見て、施工会社を選ぶことのないよう、注意しましょう。
一般的に、大手ハウスメーカーよりも地元密着型の工務店のほうが、費用を抑えられる傾向にあります。
参考元:国税庁『地域別・構造別の工事費用表(1m2当たり)【令和5年分用】』
参考元:国土交通省『土地情報総合システム』
>>伊勢崎市の土地価格・相場は? 今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介
注文住宅を建てた世帯の平均年収

割合としては、世帯年収が400万円以上600万円未満のご家庭がもっとも多くなっています。
参考元:住宅金融支援機構『2022年フラット35利用者調査』
住宅ローン・返済額の目安

住宅ローンは好きなだけ借りられるわけではなく、審査があります。
審査では、世帯収入や預貯金の額に加え、返済比率が重視される傾向にあります。返済比率は、収入における返済額の割合です。
住宅ローン以外に、マイカーローンの利用や、将来的には子どもの教育ローンを借りる必要が出てくるかもしれません。住宅ローンの返済比率は、20~25%程度に抑えておくとよいでしょう。
月々の返済額は、頭金の有無、ボーナス払いの併用、返済期間の設定、金利条件によって変わります。住宅ローンは長期の返済になるため、「無理のない範囲で返済額を決め、子どもの教育費がかからないうちに繰り上げ返済で返していく」などの工夫が必要です。
実際に住宅金融支援機構が2023年4月におこなった調査によると、変動型・全期間固定型金利の利用者は、15~20%の返済比率が多く、固定期間選択型金利の利用者は、15~25%の返済比率が多くなっています。
参考元:国土交通省『令和4年度 住宅市場動向調査報告書』
参考元:住宅金融支援機構『住宅ローン利用者の実態調査』
>>群馬県伊勢崎市・高崎市の住宅ローン・金利まとめ!注文住宅を建てる時に欠かせないローン選びのポイント
建築諸経費の目安

おもな諸経費は、土地を購入するために必要な費用、家を建てるために必要な費用、住宅ローンのために必要な費用の3つです。
不動産取得税、土地購入の仲介手数料、地盤調査費用、ライフラインの引き込み工事費用、書類に必要な印紙費用など、さまざまな経費がかかります。
諸経費は、およそ建築費の10%を見ておくと安心です。
適正コストで建てられる住宅のクオリティ

一般に、建物のみの価格として2,000万円台はミドルクラス、1,000万円台はローコスト住宅と呼ばれますが、新築物件の建設にあたっては、建築基準法の法定基準を遵守する必要性があるため、どのような住宅でも最低限の安全性が担保されています。
コストをかければかけるほど、デザインや内装設備のグレードをあげることができます。家族にとって必要なコストは何か、ポイントを絞って資金計画を立てましょう。
参考元:住宅金融支援機構『2022年フラット35利用者調査』
家づくりでコストを抑えるポイント

ほかには「水回りをまとめる」など、比較的費用がかかるライフライン周辺の構造を単純化する必要もあるでしょう。
参考元:東京都都市整備局『地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつー東京発・住宅市場の構造改革をめざしてー』
群馬県伊勢崎市・高崎市・太田市の気候と家づくりのポイント

群馬県伊勢崎市・高崎市・太田市の特徴は、年間を通して比較的温暖な気温で日照時間が長い点です。ただ、冬から春にかけて「からっ風」と呼ばれる季節性の偏西風が強く吹きます。
屋内に日が多く差し込む構造の家を建てる場合、夏の暑さを考慮する必要があるでしょう。また、乾燥した風による冬の寒さも防ぎたいところです。
夏と冬の温度変化に対応するためには、高断熱・高気密の家づくりをおすすめします。
>>ZEH基準を大きく超える高断熱な家づくり
>>全棟気密測定で実現する高気密な家づくり
群馬県伊勢崎市・高崎市・太田市で家を建てるなら

>>お家購入のための資金計画