2023年における埼玉県本庄市の住宅地の地価公示価格（平均）は、41,100 円／㎡（135,877円／坪）です。前年比は99.8%で、年々少しずつ価格が下がっています。

2019年からここ5年ほどは1坪あたり13万円台となっており、大幅な上昇や下落はなく安定した価格で推移しています。

2023年の地価公示で公表されている本庄市の番地ごとの価格について紹介します。
坪単価上位の5地点と下位5地点のエリアと坪単価は以下の通りです。

本庄市で坪単価が高い住宅地は「見福2丁目」で、坪単価が242,975円、前年比は100％で変わりません。また、このエリアは落ち着いた住環境が魅力です。

その他、上位5位までのエリアは坪単価が前年と変わらず、安定した価格を維持しています。

次は、本庄市の坪単価下位5エリアをみていきましょう。

本庄市で地価が低いエリアは児玉町など、本庄市と合併したエリアが多くみられました。

旧本庄市と旧児玉郡児玉町は2016年1月10日に合併し、新「本庄市」が誕生しています。
一番低い地価は「沼和田字村北」で坪単価は38,678円です。

参考元：国土交通省「公示地価 2023」埼玉県本庄市
参考元： 地価公示・地価調査(基準地価)マップ「本庄市 公示地価」

本庄市内で実際に不動産売買された土地付き住宅の事例をご紹介します。2023年4月～9月に取引された売買のデータです。

参考元：国土交通省「土地情報総合システム」本庄市

本庄市の人口は、2000年の82,670人をピークに減少傾向となっており、2020年の人口は78,569人になりました。ただ、早稲田の杜地区が人口増加したためにこの程度の減少となっており、将来的にはさらに減少していくと見込まれています。

本庄市では、早稲田大学の付属高校「早稲田大学本庄高等学院」がある本庄早稲田駅の周辺の開発が進み、少しずつ商業施設が進出しています。そのため本庄早稲田の杜地区は地価が上昇傾向です。

早稲田の杜地区以外の本庄市内のエリアでは現状の地価を維持していますが、合併前の地区である児玉町などでは地価が下落しているエリアがあります。
今後は早稲田の杜地区など都市開発が進むエリアでは地価が上がる可能性がありますが、それ以外のエリアでは地価が下がることも考えられます。

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2022年)」によると、一戸建ての面積は注文住宅では約37.4坪(123.8㎡)、土地付き注文住宅は約33.7坪(111.4㎡)という結果になりました。

ゆとりのあるスペースで生活するには、国土交通省が公表している「住生活基本計画における居住面積水準」を参考にして居住面積の水準を把握しましょう。居住面積水準には「最低居住面積水準」と「誘導居住面積水準」の2種類があり、後者の「誘導居住面積水準」で居住面積を割り出します。

「誘導居住面積水準（戸建て）」では、単身者は55㎡、2人以上の世帯は「25㎡×世帯人数＋25㎡」で計算することになり、世帯人数別の面積は下表のようになります。

平屋を建てるときは、上記の居住面積を参考にして建てると、豊かな住生活を送れます。

 
参考元：厚生労働省「住生活基本計画における居住面積水準」
参考元：住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」

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狭小地とは、15坪以下もしくは20坪以下の土地を指しており、そこに建てられた家を狭小住宅と呼びます。狭小地は土地代を安く抑えられるのがメリットですが、居住空間が狭くなるのがデメリットです。

家づくりをする際は、室内を広く見せるための間取りにしたり、周辺環境に応じて採光や通風を良くしたりするようにしましょう。隣家と接していることが多いため、プライバシーの確保も重要です。

本庄市は埼玉県の西北に位置する都市で、自然災害は少なく、緑豊かな自然環境に恵まれた土地です。本庄早稲田駅から上越新幹線を利用すれば東京駅まで50分でアクセスできます。

本庄市でのおすすめエリアには以下の3つが挙げられます。

早稲田の杜エリアは上越新幹線が停車する「本庄早稲田駅」周辺にあり、洗練された街並みのエリアです。上越新幹線を利用すれば50分で東京駅に到着するので、都心の会社に通勤しながらスローライフを楽しめます。

児玉エリアは本庄市南部に位置するエリアで、のどかな田園風景の中でゆったりした生活を送れます。新幹線やインターも近いので、都心に出るのも簡単です。

本庄駅周辺エリアでは北口に複数のショッピングモールがあり、日常生活の買い物にも困りません。南口には新しくキレイな住宅街が広がっています。

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参考元：本庄市 本庄移住情報サイト
参考元：本庄市 本庄移住情報サイト「アクセス＆観光／本庄市」

本庄市は埼玉県の中でも人気がある地域で、自然環境や交通アクセスに恵まれています。
災害も比較的少ないため、昔から「住むには良いところ」と言われているエリアです。
早稲田の杜エリアでは都市開発が進められており、これから発展する兆しを見せています。

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