シロアリとは?
シロアリは木材を主食とする虫です。太陽の光や風に弱く暗い湿った環境を好む性質で、主に床下や地下、木材などに生息し活動しています。
「シロアリ」という名前ですが、ゴキブリの仲間に分類され繁殖力が強いのも特徴。
数匹のシロアリでも放置してしまうと、2年後には数万匹にまでなってしまいます。
「シロアリ」という名前ですが、ゴキブリの仲間に分類され繁殖力が強いのも特徴。
数匹のシロアリでも放置してしまうと、2年後には数万匹にまでなってしまいます。
住宅に被害を及ぼすシロアリの種類
現在日本の幅広い地域で確認され、住宅などの建物に被害をもたらすシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。どちらも湿気のある木材を好み、床下から侵入することで建物の内部に深刻な被害を与えます。
ヤマトシロアリは巣を移動させながら活動するため、被害箇所もあちこちに点在します。一方イエシロアリは、地下に巣の拠点を作り、蟻道を通って家中を移動するため被害も広範囲に及びがちです。
また最近では、海外から輸入された木材や家具に住みついている「アメリカカンザイシロアリ」による被害も増えてきています。本来シロアリは水がないと活動できない虫ですが、アメリカカンザイシロアリは、乾燥している木材を好み活動できる厄介な種類です。どこからでも侵入できるうえ、マンションでも被害が報告されています。
ヤマトシロアリは巣を移動させながら活動するため、被害箇所もあちこちに点在します。一方イエシロアリは、地下に巣の拠点を作り、蟻道を通って家中を移動するため被害も広範囲に及びがちです。
また最近では、海外から輸入された木材や家具に住みついている「アメリカカンザイシロアリ」による被害も増えてきています。本来シロアリは水がないと活動できない虫ですが、アメリカカンザイシロアリは、乾燥している木材を好み活動できる厄介な種類です。どこからでも侵入できるうえ、マンションでも被害が報告されています。
木造住宅のシロアリ被害にはどんなものがある?
シロアリは高温多湿な環境や湿った木材を好みます。日本の木造住宅は、シロアリにとってまさに好都合な環境と言えるでしょう。
主に柱や筋交いなど木材を餌としていますが、布類やゴム類、コンクリートや断熱材など、あらゆるものがシロアリの食害となってしまいます。
さらに人目の付きにくい場所で活動するため、発見が難しいことも被害を拡大させてしまう一因です。
特に柱や基礎など建物の構造に関わる部分が食害に遭ってしまうと、耐久性や強度にも影響を与えかねません。
主に柱や筋交いなど木材を餌としていますが、布類やゴム類、コンクリートや断熱材など、あらゆるものがシロアリの食害となってしまいます。
さらに人目の付きにくい場所で活動するため、発見が難しいことも被害を拡大させてしまう一因です。
特に柱や基礎など建物の構造に関わる部分が食害に遭ってしまうと、耐久性や強度にも影響を与えかねません。
シロアリ対策が重要な理由
木造住宅にとって深刻なダメージをもたらすシロアリ被害。被害を予防するためには、シロアリを侵入させないための対策が特に重要です。シロアリ対策の方法について見ていきましょう。
新築時のシロアリ対策
シロアリ対策を行うには、最も効果的なタイミングとも言える新築時。建築基準法でも「地面から1m以内の部分には、有効な防腐措置や必要に応じて防蟻措置を講じなければならない」と定められており、この法律に沿って家を建てる必要があります。
ここでは新築時だからこそできる対策について紹介します。
参考元:建築基準法施工令「第四十九条(外壁内部等の防腐措置等)」
ここでは新築時だからこそできる対策について紹介します。
参考元:建築基準法施工令「第四十九条(外壁内部等の防腐措置等)」
バリア工法
防蟻措置の中でも一般的な方法がこの「バリア工法」です。バリア工法には、「土壌処理」と「木部処理」の2種類があります。
土壌処理は、主な侵入経路である床下の土壌に満遍なく薬剤を撒くことで、シロアリの侵入を防ぐ方法。木部処理は、薬剤を注入した木材を使用したり、柱や天井裏などの木材に塗布したりする方法です。
薬剤の効果は5年ほどと言われており、5年ごとに再施工を行う必要があります。
土壌処理は、主な侵入経路である床下の土壌に満遍なく薬剤を撒くことで、シロアリの侵入を防ぐ方法。木部処理は、薬剤を注入した木材を使用したり、柱や天井裏などの木材に塗布したりする方法です。
薬剤の効果は5年ほどと言われており、5年ごとに再施工を行う必要があります。
シロアリに食べられにくい木材を選ぶ
シロアリの好みは、湿った柔らかい木材です。反対にヒノキやローズウッドなど固く頑丈で香りの良い木材は、シロアリの食害に遭いにくい傾向があります。
また木材でも比較的水分が少ない木材の中心部分は、シロアリの被害を受けにくいと言われています。
また木材でも比較的水分が少ない木材の中心部分は、シロアリの被害を受けにくいと言われています。
侵入経路を塞ぐ
玄関ポーチや基礎の立ち上がり、配管の貫通部分などは、主にシロアリが侵入しやすいとされる場所です。それぞれの箇所の隙間や継ぎ目を塞ぐことで、侵入を効果的に防げるでしょう。
また安全性の高い防蟻シートを床下前面に貼る、シロアリが好む湿気を防ぐ防湿シートを設置するなどして、侵入を阻止する方法もあります。
また安全性の高い防蟻シートを床下前面に貼る、シロアリが好む湿気を防ぐ防湿シートを設置するなどして、侵入を阻止する方法もあります。
点検しやすい環境を整える
シロアリの被害は目に付きにくい場所で発生するため、点検しやすい作りにしておくと早い発見にも繋がります。特に床下や基礎の立ち上がりの部分は、点検口の設置や周囲にものを置かないなどの工夫が大切です。
居住後のシロアリ対策
居住した後にできるシロアリ対策について紹介します。
ベイト工法
シロアリにとって毒となる餌を設置し、それを巣に持ち帰らせ巣ごと駆除する方法。建物の外で行う工法のため、床下に入れなくても施工できます。
バリア工法
新築時と同じように木材に薬剤を散布するバリア工法も有効な方法です。この方法はすでに侵入したシロアリにも対応可能なため、居住後でも効果が期待できるでしょう。
基礎のシロアリ対策
床下が全面コンクリートで覆われている「ベタ基礎」は、シロアリの侵入経路を防ぎやすく湿気が溜まりにくい構造になっています。しかし、シロアリを寄せ付けにくいと言われているベタ基礎でも、継ぎ目のわずかな隙間やひび割れなどからシロアリが侵入してしまうケースもあります。
以下の対策を施すことで、侵入を防ぐ効果が期待できます。
以下の対策を施すことで、侵入を防ぐ効果が期待できます。
セパレーターの長さを半分にする
ベタ基礎の場合、コンクリートの型枠を固定する鋼材(セパレーター)とコンクリートの隙間からシロアリが侵入するケースが多く見られます。半分の長さのセパレーターを使用することで、侵入のリスクを大幅に軽減できるでしょう。
水抜き穴を塞ぐ
建築する際、建物の基礎内部に溜まった雨水を放出させる役目の「水抜き穴」。施工業者によって、完成後の水抜き穴の処理方法は異なります。シロアリの侵入を防ぎたいのであれば、水抜き穴を塞いでおく方がおすすめです。
シロアリの活動時期
1年を通して活動するシロアリは、春~夏にかけて最も活発に活動します。暖かい時期に活発になる反面、寒さに弱いため、気温が低くなる11月~3月頃は活動が鈍くなるのが特徴です。
家の周辺で羽の付いたアリを見つけたら要注意。シロアリは繁殖時期になると、新しい巣を作るため、羽アリが一斉に飛び立つ習性があります。もし羽アリを見かけたら、すでに巣を作られているもしくは巣を作ろうとしてる可能性があるため、早めに点検を依頼した方がよいでしょう。
家の周辺で羽の付いたアリを見つけたら要注意。シロアリは繁殖時期になると、新しい巣を作るため、羽アリが一斉に飛び立つ習性があります。もし羽アリを見かけたら、すでに巣を作られているもしくは巣を作ろうとしてる可能性があるため、早めに点検を依頼した方がよいでしょう。
高崎市周辺のシロアリ事情は?気候と関係もチェック
群馬県高崎市エリアでも5月のゴールデンウイーク前後に羽アリが多く発生しています。
群馬県で主によく見られる種類は、ヤマトシロアリです。ただ近年は温暖化の影響で、イエシロアリも生息地域を広げています。
群馬県で主によく見られる種類は、ヤマトシロアリです。ただ近年は温暖化の影響で、イエシロアリも生息地域を広げています。
シロアリが活動しやすい気候の特徴は?
ヤマトシロアリは気温が約6℃を超えると活動し始め、約12℃~30℃頃が最も活動が活発になります。気温に加え、湿度が60%以上あるとシロアリにとって快適で過ごしやすい環境と言えるでしょう。
ここからは、高崎市エリアの気候の特徴を見ていきます。
ここからは、高崎市エリアの気候の特徴を見ていきます。
高崎市
年間の平均気温は約15℃と少し低めですが、1年を通して過ごしやすい気候です。
春の初めは乾燥した晴れの日が多いですが、夏は降水量も多いため湿度が高くジメっとした日が続きます。
>>高崎市の注文住宅では性能向上がカギ!快適に暮らせる家を建てよう
>>高崎市の住みやすさは?注文住宅を建てるときのポイントなど詳しくはこちら
春の初めは乾燥した晴れの日が多いですが、夏は降水量も多いため湿度が高くジメっとした日が続きます。
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伊勢崎市
年間の平均気温は約15℃で、日照時間が長く比較的温暖な気候が特徴です。年間降水量は1,200mmで雨の日が少ない傾向があります。
参考元:伊勢崎市「気候」
>>伊勢崎市の住みやすさは?利用できる交通機関や国道、住まいづくりのポイントを紹介
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太田市
太田市も1年を通して温暖な気候で、比較的晴れる日が多いのが特徴で、年間の平均気温は約15℃。夏には雷雨が多く発生する地域です。
高崎市周辺エリアでシロアリ対策が万全の注文住宅を建てるなら、R+house伊勢崎・高崎・太田へ!
木造住宅にとって、シロアリは住まいの安全を脅かす厄介な存在です。家を建てる時にしかできないシロアリ対策もあるため、新築時にはしっかりとシロアリ対策を行いましょう。
R+house伊勢崎・高崎・太田では、住まいを守るため新築時には防蟻施工を実施。さらに5年ごとの点検はもちろん、防蟻保証も付いているので安心です。また、個別相談会などのイベントも行っていますので、高崎市周辺エリアでの家づくりを検討されている方は、お気軽にご参加ください。
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