全館空調とは
全館空調とは、住まい全体の空調を管理し家じゅうを快適な温度に保つシステムのことです。ルームエアコンは部屋ごとに空調管理をしますが、小屋裏などに大きな1台の空調設備を設置し、洗面所などを含め家の中を隅から隅まで一定の温度に保てるのが特徴。24時間体制で冷暖房の役割もはたします。
寿命ついて
全館空調の寿命は一般的には10~15年程と言われていますが、大規模な修理が必要になる可能性も考えられます。エアコンの寿命は10年程で、全館空調とあまり変わらないですが、修理費用は全館空調の方が高くなります。いきなり壊れて慌てないためにも、修理費用を用意しておくと良いでしょう。
全館空調は、エアコン同様フィルターに埃が付着すると冷暖房の運転効率が悪くなります。そのため、2週間~1ヶ月に1度の頻度でフィルターの掃除が必要です。定期的に掃除機やブラシなどで埃を取り除きましょう。付属の室内リモコンに、掃除のタイミングを教えてくれる機能もあります。換気や冷暖房の効率を下げないためにも、まめな掃除を心がけてください。
全館空調は、エアコン同様フィルターに埃が付着すると冷暖房の運転効率が悪くなります。そのため、2週間~1ヶ月に1度の頻度でフィルターの掃除が必要です。定期的に掃除機やブラシなどで埃を取り除きましょう。付属の室内リモコンに、掃除のタイミングを教えてくれる機能もあります。換気や冷暖房の効率を下げないためにも、まめな掃除を心がけてください。
かかる費用について
全館空調を導入する場合は、初期費用やランニングコスト、メンテナンスコストなどさまざまな費用がかかることを念頭においておきましょう。
40坪の住宅を例にすると、4LDKで床暖房を導入しエアコン5台をつけた場合の費用は、総額約120万円です。一方同じ坪数で全館空調を導入した場合の相場は、150~300万円とされています。メーカーなどによって費用は異なりますが、エアコンをつけるよりも初期費用がかかることは間違いないでしょう。
初期費用だけでなく、ランニングコストも高いことが考えられます。一般的な家庭で、エアコン2台を稼働させた場合の電気代は約6,500円、全館空調では約8,000円となり全館空調の方が少し割高になるでしょう。
また全館空調は、日々のお手入れに加え年に1回のメンテナンスが推奨されています。その際、点検費用や部品交換費、フィルター交換の費用などが必要です。だいたい3~4万円の費用がかかるとされていますが、メーカーによってそれぞれ異なります。導入を検討する場合は、事前に会社のメンテナンス費用などを確認しておきましょう。
>>高崎市で戸建て住宅にかかる維持費はいくら?節約のための家づくりのポイントもご紹介
40坪の住宅を例にすると、4LDKで床暖房を導入しエアコン5台をつけた場合の費用は、総額約120万円です。一方同じ坪数で全館空調を導入した場合の相場は、150~300万円とされています。メーカーなどによって費用は異なりますが、エアコンをつけるよりも初期費用がかかることは間違いないでしょう。
初期費用だけでなく、ランニングコストも高いことが考えられます。一般的な家庭で、エアコン2台を稼働させた場合の電気代は約6,500円、全館空調では約8,000円となり全館空調の方が少し割高になるでしょう。
また全館空調は、日々のお手入れに加え年に1回のメンテナンスが推奨されています。その際、点検費用や部品交換費、フィルター交換の費用などが必要です。だいたい3~4万円の費用がかかるとされていますが、メーカーによってそれぞれ異なります。導入を検討する場合は、事前に会社のメンテナンス費用などを確認しておきましょう。
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全館空調のメリットとは
全館空調には、どのようなメリットが考えられるのでしょうか?
1年中家のどこにいても快適に過ごせる
最大のメリットは、家全体を一定の温度に保てることです。部屋ごとに温度差がなくなるのですべての空間で快適に過ごせるでしょう。
家中の温度差がなくなることで、近年話題となっている温度差による心臓や血管の疾患を患う「ヒートショック」や、「熱中症」の心配もいりません。
家中の温度差がなくなることで、近年話題となっている温度差による心臓や血管の疾患を患う「ヒートショック」や、「熱中症」の心配もいりません。
室内外の見た目がスッキリする
壁掛けのエアコンの存在は意外に大きく、目立つなと感じる方も多いでしょう。全館空調だと、部屋ごとにエアコンを設置する必要がなくなるので、スッキリしたインテリアが叶います。また、室外機の設置も少なくなるので、外観もスッキリした印象になります。
間取りの自由度が上がる
エアコンの数が少なくても家じゅう快適に過ごすことができるため、間取りのデザインの幅が広がるのもメリットのひとつ。
室内の温度管理の手間が省ける
家中の空調を1台で管理できるので、各部屋のエアコンの温度設定を調整する必要がありません。基本的に24時間体制で管理する全館空調は、タイマーいらず。寒い時期の起床時や帰宅時など、タイマーを設定していなくても快適です。
きれいな状態の空気を保てる
全館空調は冷暖房の他に、換気機能や空気洗浄機能を兼ね備えたものが多くあります。埃はもちろん、花粉などを除去してくれるので、花粉が多く窓を開けられない時期などでも、きれいな空気の中で気持ちよく過ごせるでしょう。
全館空調のデメリットとは
全館空調にはメリットはたくさんありますが、もちろん良いことばかりではありません。デメリットについても理解しておきましょう。
急な温度変化に対応できない
全館空調は家全体を均一な温度に保つことができますが、エアコンやヒーターのように自分の周りなど、部分的に急激に冷やしたり温めたりといった温度調節は苦手です。しかし、夏に涼しく冬は暖かい家を実現できるので、快適に過ごせることは間違いないでしょう。
稼働音が気になる
室外機の設置場所や空調室の有無などにもよりますが、全館空調の稼働音が気になるのもデメリットのひとつと考えられます。室外機の場所や空調室の位置は、住宅を設計する段階でよく検討しましょう。
高崎市エリアの気候を知ろう
家づくりは、家を建てたい土地の情報を知ることから始まります。暑さや寒さに対するストレスのない快適な住宅には、エリアの環境に合った性能を採用したいもの。
以下に高崎市、伊勢崎市、太田市の気温や湿度をまとめました。高崎市周辺はいずれも似たような気候が特徴です。
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