地層の種類と地盤強度の目安
![住宅の地盤調査](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/b14df0dc3a5f9261301e630088824b5e.webp)
沖積層(ちゅうせきそう)
比較的新しく堆積した層で、地表部分が十分固まっていない。水分を多く含み、軟弱で地盤沈下や液状化現象が起こりやすい。
洪積層(こうせきそう)
古い地層。地盤がよく締まっており硬いため、家やビルの基礎を建てるのに向いている。ローム層(赤土)と呼ばれる地層も含まれる。
地盤が弱いと起こりうる問題
地盤には「支持地盤」と呼ばれる地盤と「軟弱地盤」と呼ばれる地盤があります。支持地盤は、住宅の重さを安定して支えてくれる強い地盤のことです。一方で、軟弱地盤は重さによって変形しやすい、弱い地盤のことをいいます。安定性が低く、そのままでは住宅を建てるのには向きません。軟弱地盤は、建物の重さに耐えきれず不同沈下(家が傾くこと)を起こしたり、地震の際に土砂崩れや液状化を起こしたりする可能性があります。
地盤の強度はどうやって調べる?地盤調査や改良の方法
![地盤改良工事の種類(説明付き)のイラスト](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/cce543df502896370d0036630c11d547.webp)
地盤調査の結果、地盤の強度に問題があれば「地盤改良」が行われます。地盤改良の方法は、主に下記3種類です。
表層改良工法
セメント類で地盤の表層を固める工法。目安1万~2万円/坪。
柱状改良工法
コンクリートの柱を地盤に埋め込む工法。目安2万~3万円/坪。
鋼管杭工法
鋼管を地盤に埋め込む工法。目安4万~6万円/坪。
注文住宅を建てられる安全な地盤を見抜く方法
![要点を解説する茶色のジャケット着用の男性](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/6ca54d891c902b45ec249c28f9eacbf4.webp)
・川や池、沼、湖を埋め立てた土地
・田畑に盛土をした土地
・山裾や谷、河川沿い、海岸沿いの低い土地に盛土した土地
土地選びの際は、過去の航空写真や古い地図を確認してみましょう。また、行政が提供するハザードマップでも土砂災害や浸水、地震に液状化リスクなどが確認できます。
高崎市・伊勢崎市・太田市で過去に起きた地震と震災リスク
![困った表情の男女と地震で壊れた家](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/e9d5bfcc62df9f57a24516e771613859.webp)