先日、LIXILの担当者さんが当社にお見えになり、竹並建設が参加しております、LIXILパッシブファースト研究会2023の楯を頂きました!

IC担当の本田ちゃんが新入社員ながら一生懸命資料を準備し、パッシブ住宅のプレゼンしてくれたために頂けたLIXIL社長名の入った楯!すごい!
竹並建設では、パッシブデザインを取り入れた住宅をご提案しております。
物価も高く、高騰する光熱費…出費を抑えるためにはパッシブデザインを取り入れた住宅で、電気機器の使用料を削減しましょう!
パッシブデザインとは
自然エネルギーを(太陽光・風・熱)を最大限に活用し
より快適・健康に過ごすための建築設計の技術・技法のこと
土地の特性を活かしてプランニングするので

夏は涼しく、冬は暖かい暮らしを最低限の暖冷房費で実現できるようになります。
大事な5つのキーワード
パッシブ住宅の実現には、大事な5つの要素があります。

① 断熱・気密
高性能な断熱材を使用し隙間の少ない家にすることで、暖冷房機器に頼りすぎずに室温を安定させる。
家を建てる時、第一に考えたいのが「断熱」です。
断熱性能をおろそかにすると、冬の寒さ、夏の暑さに悩まされたり、冷暖房費が高くついたり…さらに家の中での熱中症やヒートショックなど、家族の健康を脅かすことも有ります。
冬場は、部屋の奥まで太陽光を取り込むことで、部屋は自然と温まり、日差しを取り込み逃がさない!
そこで重要なのが窓選びです。
窓の断熱性能を高めながら、冬の暖かい日差しをしっかり取り込みましょう。
② 日射遮蔽(にっしゃしゃへい)
冬は太陽光を室内に積極的に取り込み、夏は庇などで太陽光をしっかり遮る
冬場、窓からたくさんの熱が出ていくように、夏場の室内に入ってくる熱も7割は窓からなんです!
熱中症の4割は室内で発生していると言われるように、室温コントロールは大切です。また、太陽の光は物にあたって熱に変わります。そのため、夏の暑さを防ぐためには、熱の流入を防ぐだけではなく、荷差しを的の外でカットすることが大切です。
たとえば、家の外で日差しをカットする方法として、外付のシェードやブラインドがおすすめです!
外付のシェードやブラインドなら、必要な時だけ使えて、季節が変わったら取り外して日差しを取り込むことが可能になります。
窓から入る熱と日差しを最小限にできれば、部屋はより快適になりまし、エアコン効率も上がるので、冷房費の節約にもつながります!
③ 通風
サッシの位置や種類を工夫し、積極的に風を室内に取り込む
自然風の上手な利用は、住環境の向上において重要な要素です。
風の通り道を考慮して、建物のサッシや天窓、吹き抜け等の大きさや配置を決めていきます。
日射熱をガードしても100%防げるわけではなく、少なからず熱が入ってきてしまいます。
ですので、暑くならないように除熱が必要になってきます。
一旦2階や天井部に溜まってしまうと、後から冷房をかけてもなかなか涼しくはなりません。朝晩の涼しい風を取り込むことで、熱を外に排出して室温を下げることが効果的です!
春秋などの季節は外気を取り入れると、エアコンなしでも快適に過ごせます!自然風の活用は、特にエアコンの風が苦手な方に嬉しい仕様です。
ポイントとすると…
排熱:できるだけ高い場所に開閉できる窓を設け、熱を排出できるようにします!
さらに下から上の階に風が通るように工夫すると、温度差換気で熱くなった空気が自然と屋外に排出されていきます。
通風:1部屋に2ヶ所以上の開口部を設け、どの方角から風が吹いても室内に採りこめるようにします!
④ 昼光利用
昼間に照明をつけずに過ごせるプランづくり
家事動線や収納、デザインで間取りを決めがちですが、光をどれだけ取り込めるかも住んだ後の快適さには大切です!
日中の照明が不要なら、電気代の節約にもつながります。
室内に採りこんだ光を直接光の入らない部屋まで届けることで、暗さに対する不満を減らすことができます。隣家の建物や植物などを意識して、できるだけ多くの面から光を取り込むと明るい空間になります。
LDKなど家族が長く居る部屋は2面以上の窓を設け、階段・ホール・洗面脱衣室などは1ヶ所以上の窓を設けることがポイントです。

明るさがいきわたるように、室内ドアはガラス付きもしくは格子戸を設置すると更なる効果を発揮します!
⑤日射熱利用暖房
冬の昼間に南面窓で日射取得し、蓄熱性能の高い素材(蓄熱体)で室温を安定させる
つまりは、冬に日射熱を室内に取り込み暖房として利用する技術です。
電気・ガスは要りません! ただ建築地域、場所によっては難しい場合があるのがこの5つ目の要素になります。
日射熱利用暖房は大きく分けると
【集熱】日射の入る南向きの窓を大きく取る
【断熱】入った日射熱を外に逃がさない。
【蓄熱】入った日射熱を蓄える。
【集熱】日射の入る南向きの窓を大きく取る
【断熱】入った日射熱を外に逃がさない。
【蓄熱】入った日射熱を蓄える。
以上の3つがポイントとなります。
日射量の多い地域で、この3つが高いレベルで実現できれば、ほとんど暖房なしで生活できるレベルも夢じゃありません!
パッシブ住宅を建てよう!
以上5つの重要な要素を記述いたしましたが、もちろんパッシブを考えるのはお客様ではなく、依頼した建築士です。
R+houseの建築家たちは、パッシブデザインを得意としている先生ばかりです!